Morro CloudNAS

高機能クラウドファイルサーバ「Morro CloudNAS」構築支援ソリューション

Morro CloudNASで国内外の拠点間にて、快適なファイル共有を実現します。
  • 国内外における拠点間のファイルサーバを統合し、一元的なデータ管理をしたい
  • 災害時に備え、ファイルサーバのデータ保護を検討している
  • リモートワークでもファイルサーバに安全でスピーディーにアクセスしたい

Morro CloudNASとは

Morro CloudNASは、クラウドストレージサービスの特徴と、オンプレミスであるNAS(ネットワーク接続型ストレージ)のパフォーマンスを、1つに組み合わせた、中規模企業向けのソリューションです。
クラウドサービスの特徴であるデータ保護と、同内容の重複データに対する自動選択機能とデータ圧縮機能により、ストレージの上限を気にせずお使いいただくことが可能です。また、災害対策としても有効です。
さらにNASの特徴である、高速アクセススピード機能を有し、コンピューターで行う作業効率を向上します。

オンプレミスにCacheDriveを配置するため、ユーザーはWindowsファイルサーバーを使用する際と同じフローでアクセスすることができます。CacheDriveに保存されたファイルは、自動的にクラウドに保存されて、ハードウェア破損や紛失によるデータの紛失を防ぎ、保護機能を向上させます。
また、外出先からは、WEBブラウザ経由でファイルやフォルダにアクセスができるようになることや、複数拠点にCacheDriveを配置することにより、CacheDrive間で情報を同期し、同じ情報を閲覧・編集することが可能です。
さらに、情報を一元管理することができるので、管理フローの改善につながります。

「CacheDrive」:Morro Cloud StorageのGatewayデバイス。ユーザーとMorro CloudStorageの間のブリッジとして機能します。ネットワークファイルサーバーとして機能し、ユーザーは追加のソフトウェアをインストールせずにPC / Macからファイルにアクセスできます。
「CacheDrive in Cloud」:MicrosoftAzureまたはAmazonAWS上で実行されるクラウドベースのMorroCloud StorageGateway。それらは、Morroまたはユーザーが展開および管理できます。通常、これらはVPNを介して、または同じサービス上の仮想PC(DaaSまたはVDI)によってアクセスされます。

Morro CloudNASの特徴

Morro CloudNASを構成する3つのメリットをご紹介します。

ローカルスピードの実現!

CacheDriveを使用することでローカル環境での使用速度を実現いたします。一般的なクラウドストレージはインターネット越しにファイルを保存・取得をすることになります。Morro CloudNASでは、CacheDriveをローカル環境に設置することができるので、作業効率向上を支援します。

グローバルファイルシステム

グローバルファイルシステムとは、複数拠点で常に同期しており、同様の構成をリアルタイムで閲覧することが可能です。また、排他制御機能により、編集中の情報を他者に変更されることなく、ファイルの整合性が担保されます

コストパフォーマンス

クラウドのストレージを使用しているので、比較的リーズナブルにオンプレミスでのストレージ管理と同じ容量の情報を管理することが可能です。ローカル環境でのファイル使用と同じフローなので、使用者に余計なストレスを与えません。また、データ圧縮・重複排除機能を有し、クラウドストレージへ情報を格納する際に、大容量のデータでストレージを圧迫せず格納することが可能であり、コストパフォーマンスにも優れています。

Morro CloudNASの基本構成

Morro CloudNASは、クラウドストレージのスケーラビリティと可用性、ローカルストレージのパフォーマンスを併せ持つ「ハイブリッドなクラウドNAS」です。
基本構成は3つです。
1つ目は、オンプレミスに仮想アプライアンスとしてCacheDriveをセットアップします。これは、ユーザーとクラウドストレージ間のブリッジの役割をはたし、ネットワークファイルサーバーとして機能します。
2つ目は、Morro Cloud Storageです。これは、CacheDriveを介してMorro Cloud Storageにアクセスします。Amazon AWS S3に基づいて構築され、キャッシュアクセラレーション機能を提供し、ファイル未設定時のデフォルト保存先となります。
3つ目として、ストレージの使用状況、ユーザーとグループ、およびCacheDriveを管理するための管理者向けの管理ソフトウェアとしてクラウドベースのMorro Cloud Manager(MCM)が提供されています。

Morro Cloud NAS 導入サービス内容

貴社の要件にあわせて、最適な導入プランをご提案いたします。お見積りに関しては、お問い合わせください。

  サービス内容
基本導入サービス

CacheDrive 1個(Hyper-Visor上にデプロイ)+ Morro Cloud(成果物:パラメータシート)

※1 : CacheDrive複数の導入の場合は、1個追加につき追加加算(国内拠点に限る)

リモート導入サービス 電話、リモートツールにてCacheDrive複数の導入の場合は、1個追加につき追加加算

オプションサービスの一例

  サービス内容
ActiveDirectory連携 オンプレミスにあるActiveDirectoryとのユーザー連携
Azure AD連携 Azure ADとのユーザー連携
追加アプリの導入 Morro VPN、Morro Audit、Morro Migrate
データ移行 既存ファイルサーバーからのデータ移行 (1000GB毎)
バックアップ導入作業 CacheDriveのバックアップ・リカバリ設定
(※お客様導入済みバックアップソフトウェア利用想定)
監視設定 CacheDriveの監視設定
(※お客様導入済みの監視マネージャを利用想定) : 監視項目1つにつき追記加算
ログ管理設定 ログサーバーへの出力設定(※お客様導入済みのSyslogサーバ)
管理者向けトレーニング 導入後のお客様へのトレーニング (管理者向け)
導入後の支援 導入後1か月支援 (チューニング及びコンサルティング)

 

Morro Cloud NASの構成例:1

中堅中小企業全体でのデータ管理の改善のため、ファイルサーバのクラウド化を行った一例です。
オンプレミスと同様のアクセススピードでデータ利用が可能なため、貴社のユーザーはスムーズに移行できます。また社内ネットワーク外からでもリアルタイムの最新データの取得が可能となり、Morro CloudNASの導入により、社員の仕事効率化へとつながります。
同様の目的で、大企業の部署単位での導入することもございます。

Morro Cloud NASの構成例:2

離れた拠点間でのファイル共有、ファイルサーバ統合の一例です。
国内外で展開する貴社の事業に合わせ、データの管理を容易かつ、高速・安全に共有する環境を実現します。サーバ統合は要件に応じて柔軟に対応が可能です。

サービスについてのお問い合わせはこちら

お電話でのお問い合わせはこちら
平日9:00-18:00
ご不明な点はお気軽に
お問い合わせください。
課題解決の資料は
こちらからダウンロードできます。