データバンク株式会社

情報セキュリティ規格の改訂を機に社内のIT環境を見直し
プロ視点のアドバイスと支援で

「Microsoft 365」の活用を加速

データバンク株式会社

担当者名:和田 氏、若山 氏
業種  :届出電気通信事業者
事業内容:石油小売業者向けのマーケティング支援
     マーケティングおよびCRMに関連したシステム、サービスの提供
従業員数:37名(2023年11月1日現在)
導入サービス:Microsoft 365 導入支援サービス
導入効果:Microsoft 365に関する包括的な知識の獲得
     ニーズと予算に合わせ費用対効果の最大化を図った支援内容
     Microsoft 365の導入効果を継続的に拡大できる基盤の構築

取材にご協力いただいたお客様の声

「こちらからコンタクトしても、レスポンスをいただけない企業が多い中で、アイエスエフネットは、はじめから、とても迅速に対応してくれました。営業の方も、技術の方も親身になって相談に乗ってくださり、最初は『なぜこんなに親切にしてくれるのだろう』と心配になってしまうほどでした」

データバンク株式会社
商品企画本部 情報システム部 チーフ
和田 氏

「Microsoft 365の活用にあたって、特に情報セキュリティに関わる部分の設定を、専任でない2名の担当だけで進めていくことには、正直なところ不安がありました。アイエスエフネットが、ITプロの視点で提供してくれたアドバイスやサポートは、とても価値があるものでした」

データバンク株式会社
商品企画本部 情報システム部
若山 氏

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御社のサービスを教えてください

石油小売業者向けのマーケティング支援事業を行うデータバンク株式会社(以下、データバンク)では、ISO 27001(ISMS)の改訂を機に、社内情報システム環境の見直しを実施。これまで、オンプレミスに分散していた各種のデータやドキュメント類をクラウドに集約して安全に管理したいと考え、アイエスエフネットの「Microsoft 365導入支援サービス」を導入しました。

技術担当者のアドバイスとサポートを受けながら、Microsoft 365のメリットを最大限に生かすことを念頭に、新たなID管理基盤、セキュリティ基盤を整え、運用管理の効率化を進めています。

ISMSの規格改訂に伴い社内IT環境の再整備を検討

2000年創業のデータバンクは、ガソリンスタンドを経営する石油小売業者向けのマーケティング支援事業、およびそれに付随するITサービスの提供を行っています。タブレット端末を通じて、店舗スタッフが効率的に顧客情報を管理できるCRMシステムを中心に、関連するサービス群をコンサルティングと合わせて提供し、既存顧客へのサポートや新規獲得を支援しています。

同社では、2022年から社内IT環境の抜本的な見直しを開始しました。商品企画本部で情報システム部のチーフを務める和田氏は、「直接のきっかけは、ISO 27001の規格改訂でした」と話します。ISO 27001は、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格です。同社は以前より認証を取得していますが、最新版への準拠と認証取得を目指すにあたり、社内における情報管理プロセスの改善が必要だと感じていました。

和田氏が所属する情報システム部では、社内情報システムの運用管理だけでなく、同社のサービスを利用する顧客に対するヘルプデスク的な業務も担当しています。また、社内で認証取得を主導するセキュリティ委員会と連携し、社内インフラの改善を行っています。これらを滞りなく進めていくためにも、社内IT環境の再整備と運用管理業務の効率化は不可欠でした。

情報システム部では、これまでオンプレミスのサーバーやNASに分散して保存していた情報をMicrosoft SharePointに集約し、運用の手間を削減し、情報管理やバックアップ作業の効率化を考えていました。

しかし、個人情報なども含まれる重要なデータをクラウドで管理することには、当初不安があったと言います。和田氏と共にプロジェクトを担当する若山氏は、「SharePointを私たちが考えている用途に合うセキュリティレベルで使っていくために、ITプロの支援を受けたいと考えました」と話します。

初期の相談でMicrosoft 365
についての有用な情報を提供

同社では、既にMicrosoft 365 Business Basicを大手代理店経由で契約しており、メールサーバーであるMicrosoft Exchangeなどの機能を利用していました。そこで「Microsoft 365導入支援」をキーワードに、Web等で情報収集を行い、アイエスエフネットの担当者にコンタクトを取りました。

担当者は、状況を詳細にヒアリングした上で、「そうしたニーズがあるならば、Microsoft 365 Business Premiumへのライセンス変更が望ましい」とアドバイスしました。Business Premiumには、ExchangeやSharePointのほかにも、WordやExcelなどのOfficeアプリ、ID認証基盤のIntune、エンドポイントセキュリティのDefender for Business、情報漏洩対策ソリューションであるAzure Information Protectionなど、企業のIT環境に求められる多くのツールやセキュリティ機能が含まれています。

「アイエスエフネットの担当者は、私たちのやりたいことを理解した上で、Microsoft 365の全体像や、Business Premiumで実現できる環境について、分かりやすく説明してくれました。初期の段階で、そうした情報を提供してもらえたことは、その後の検討を進める上で、大きな助けになりました」(若山氏)

同社では、ウイルス対策ソフトの契約更新時期が近づいていたこともあり、Microsoft 365 Business Premiumを契約し、Defender for Businessの導入を進めました。

ニーズと予算に合わせた
最も効果的な支援内容を提案

Business Premiumのライセンス契約後に、同社では改めて、当初のニーズであったSharePointのセキュリティ設定について、アイエスエフネットに支援を依頼します。

「アイエスエフネットには、複数のパターンで提案をいただきました。相談に丁寧に対応して頂いたこともあり、すべてお願いしたい気持ちもありましたが、予算は限られており、その範囲内で対応いただける部分について、改めて相談しました」(和田氏)

アイエスエフネットの回答は、「SharePointのセキュリティは、Microsoft 365全体のセキュリティフレームワークの中で確保される。そのため、クラウドへの入口となるID認証基盤(Azure ADおよびIntune)の導入と、条件付きアクセスの設定について支援したい」というものでした。

同社では、これまでID認証基盤として、大手通信事業者のサービスを利用していました。これをMicrosoft 365標準のものに移行することで、SharePointだけでなく、Microsoft 365 Business Premiumに含まれる多くの機能を、将来にわたって有効に活用していけるようになるという意図での提案でした。

ITプロの心強い支援を受けながらMicrosoft 365の活用を推進

同社では、アイエスエフネットの支援を受けて整備したMicrosoft 365 Business Premiumの環境を、今後はより広範囲で活用していきたい意向です。

「以前は個別に導入していた要素を、Microsoft 365に統合できる道筋がついたことで、コストの面だけでなく、運用管理業務の面でも、効率化が進められると考えています。ISO 27001の新規格での認証取得に向けたプロセス作りも進めていく必要がある中で、今回の取り組みは非常に意義のあるものでした」(和田氏)

新たなチャレンジとしてはWindows Autopilotを利用した、Windowsクライアントの環境展開なども検討していると言います。Windows Autopilotは、クライアントPCのWindows環境をクラウド経由で展開する手法です。PCを大量に新規導入する際のセットアップは手間が掛かるものですが、Autopilotを利用することで、その工数を大幅に削減できます。

「運用効率を高めつつ、高い情報セキュリティも確保できるようなMicrosoft 365の使い方については、今も自分たちで勉強を続けていますが、要所でITプロの視点から相談に乗ってくれるアイエスエフネットに出会えたことは、本当に良かったと思っています。特に中小企業の情報システム担当者にとって、こうしたパートナーの存在は心強いと感じます。もし、Microsoft 365の導入や運用管理について同じような悩みを抱えている方がいれば、アイエスエフネットに相談することを勧めたいと思います」(和田氏)

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