天藤製薬株式会社

「Microsoft 365 導入支援サービス」で
セキュリティ強化と運用管理の効率化を実現

ユーザーのさらなるコミュニケーション活性化・業務効率化を目指す

天藤製薬株式会社

担当者名:岡井 喜美氏
業種  :医薬品製造販売業
事業内容:医薬医療用、一般用医薬品を
     研究開発製造販売品製造・販売提供
導入サービス:Microsoft 365 導入支援サービス
導入効果:社内組織と予算に合わせた提案と継続サポート
     Microsoft 365 に関わる導入ナレ ッジの獲得
     Microsoft 365 基盤構築による セキュリティ強化

取材にご協力いただいたお客様の声

「Microsoft 365に関する豊富な知識と当社の要望に対して柔軟にご対応頂けると思いアイエスエフネットに依頼させて頂きました。当社の課題を理解した上で、スケジュール通り導入が進み、ユーザーの利活用も進んでいるので、アイエスエフネットのサポートには大変助かっています。」
天藤製薬株式会社
経営推進部経営 システムグループ マネージャー
岡井 喜美氏

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御社のサービスについて教えてください

天藤製薬株式会社( 以下、天藤製薬) は、1921 年10月11日に天藤薬化学研究所を設立し、ボラギノール® を創製発売、現在では多くの方々に認知されている医薬品メーカーです。

近年ではおしり周りのケアをする医薬品群「BORA®」製品をEC での販売やオンラインメディア「ボララボ おしり悩み研究所」としてさまざまな情報発信を開始しており、多くの消費者の身近にある医薬品の一つとなっています。

Office2013 のサポート終了に伴い、Microsoft 365 導入の検討を開始

天藤製薬では、Office2013の保守切れ対応をきっかけに、2022年頃から社内IT環境の抜本的な見直しを開始しました。当時、社内システムに関するさまざまな課題を抱えていました。

1つ目は、フォルダ権限管理です。経営推進部 経営システムグループ マネージャーの岡井 喜美氏は「全社共有サーバで資料の共有を行っていましたが、フォルダの全体構成を把握できておらず、また経営システムグループが権限設定する必要がありました。」と話します。
組織改正等が発生すると、膨大な設定作業が必要となっていたといいます。

2つ目に、PC 等の端末管理に課題を抱えていました。「端末の管理は人手だと限界があり、PCがどこに何台あり、誰が使用しているかもわからない状況でした。」と岡井氏は語ります。棚卸を毎年しなくてはならなく、膨大な時間を要しており、経営システムグループの限られたリソースでの対応に限界を感じていたといいます。

3つ目の課題として、PCにアプリケーション等を追加する場合、インストール型だと担当者が全PCにインストールをして周らないといけないということになります。天藤製薬は本社(大阪府)と工場が2つ(兵庫県三田市、京都府福
知山市)の3 拠点となっており、全拠点を周りインストール作業をおこなうことは現実的ではなく、セキュリティ対策に対する課題を抱えていました。

全社でのMicrosoft 365活用に向け、導入プロジェクトを推進

天藤製薬では経営推進部が組織全体の情報に関する仕組みづくりをおこなっています。そのうち、経営システムグループが情報システム部門の役割を担っており、システム基盤の運用や管理を推進する「基盤チーム」とデータ分析や活用に向けて活動している「DM( データマネジメント)」チームの2つに役割が分かれています。

今回のMicrosoft 365 導入プロジェクトは、「基盤チーム」で導入が進みました。導入時を振り返り「当社から出た疑問や質問に対して、的確かつ詳細な回答を頂き大変助かりました。」とアイエスエフネットのサポートについて岡井氏は話します。

また、2022年8月頃から本格的に導入に向けた活動が始まり、2023年3月には導入が完了、2023 年4 月から徐々に利用を開始しました。岡井氏は「Microsoft 365の導入は計画を引いて進めていましたが、計画通りに進められるようアイエスエフネットさんにリードして頂けまし
た。」とプロジェクト推進にあたり、アイエスエフネットの伴走支援について話します。

Outlook, OneDrive, SharePoint,Teams 等の利活用によるMicrosoft 365の民主化に向けて

現在、Microsoft 365のOutlook ,OneDrive, SharePoint, Teams等のアプリケーション利活用に向けた活動を進めています。天藤製薬には商品の製造工場で勤務する製造ラインのユーザーとデスクワークをメインとした業務を担当するユーザーとで分かれています。

そのため、各現場の状況に合わせて、説明会を開催したり、現場で隙間時間に気軽に確認できるようにショート動画での説明などを提供したりすることで、ユーザーの民主化に向けた活動に取り組んでいます。「製造ラインの方など、普段PCを触らない方に対する教育は時間がかかりましたが、Surfaceを何台か設置したりショート動画等を提供したりすることで、理解促進に繋がっていると感じています。」と岡井氏は話します。

さらに「オフィスでデスクワークをされているユーザーから『Microsoft 365 導入後、とても便利になっています。』との声を頂いています。」と徐々にユーザーの利活用が進み始めているようです。

現時点では、Microsoft 365をベースとした連携ツールの導入も進んでおり、今後Microsoft365は統合情報管理ツールの位置づけとなって行くとのことです。

ユーザーの活用のみに留まらず、管理者側での
SharePointサイト活用や
Intune、Defender等の
セキュリティ強化も

今まで社内で情報発信や共有する場が点在してお
り、社内のニュースやお知らせなどがしっかりと伝
わる場を設ける必要性も感じています。

そのため、経営推進部経営システムグループでは、管理者側からのニュースやお知らせなどを定期的に情報発信する場として、SharePointサイト作成に取り組
んでおり、管理者側から提供するマニュアルなどの
資料をドキュメントライブラリへ格納し利用するこ
とで、誰でも気軽に情報へアクセスできるような情
報の仕組みづくりを行っています。

加えて、セキュリティ対策としてIntune、Defenderも積極的に活用することで、今まで対応できていなかったセキュリティ課題への更なる強化も進めます。

今後もアイエスエフネットのサポートを受けながら、全社でのMicrosoft365利活用促進へ

今後天藤製薬では、アイエスエフネットの支援を受けて導入したMicrosoft 365の更なる活用に向けて、個々の洗練度を全体的に底上げし、Microsoft 365の機能の使用範囲を広げ、使いこなすことに取り組んでいきたいとのことです。現在利用が進んでいる他にも「Lists、Planner、ToDo、Stream の使い方も今後社内で紹介して、必要な場面でユーザーが利用できるようにしていきたいです。」と岡井氏は話します。

また、業務の自動化に向けた活動も進んでおり、「Power Automateも使用し始めているので、今後業務効率化やデータ連携に必要となる場合、こちらも積極的に活用していきたいと思っています。」と今後の更なる活用に向けて力強く語って頂きました。

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