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【初心者向け】Power Automate Desktopでできることと使い方

「DXを進めたいけれど、何から始めればいいのかわからない」
「自動化に興味はあるけれど、どのツールを選べばいいのかわからない」
「Power Automate Desktopって、結局どんなことができるの?」
そんなお悩みはありませんか?

DX推進の中心にあるのは業務の自動化です。
とはいえ、実際にどこから着手すべきか迷ってしまう方も多いはずです。

本記事では、導入ハードルが低く、誰でもすぐに試せる Power Automate Desktop(PAD) の魅力と、バックオフィス・情シスで明日から使える実践的な活用事例をご紹介します。
読んだその日から「何をDX化すべきか」「どのツールを使えばいいか」がわかる、現場目線のヒントをお届けします。

目次[非表示]

  1. 1.DX推進のコア「自動化」とは
  2. 2.Power Automate Desktopとは
    1. 2.1.Power Automate Desktopの魅力
    2. 2.2.Power Automate?Power Automate Desktop?
    3. 2.3.どんな時にどっちを使えばいいの?
  3. 3.活用事例 – バックオフィスで大活躍!
    1. 3.1.交通費精算の自動化
    2. 3.2.請求書自動作成
    3. 3.3.入金消込作業の自動化
    4. 3.4.基幹システムに取り込むデータを自動作成
  4. 4.まとめ
  5. 5.DX推進サポートサービス

DX推進のコア「自動化」とは

DX推進の最初のステップとして、まず「業務の自動化」に着手することをおすすめします。

DXの本質は、単に新しいシステムやツールを導入することではなく、業務プロセスそのものを再設計することにあります。

例えば、毎月の請求書処理を例に考えてみましょう。

従来は、人が以下のような一連の流れを手作業で行っていたとします。



業務プロセスの再設計とは、この流れを見直し、たとえば「紙で受け取ったデータはデジタル化し、承認はワークフローで自動化、データ入力はRPAが処理する」といった仕組みに置き換えることです。

ポイントは、実際の業務フローを可視化し、どこを改善すべきかを整理することです。

この業務のやり方を見直すことこそが、DX推進の核心です。

また、自動化の良いところは、作業時間がどれだけ削減されたか、ミスがどれほど減ったか、などの成果が数字で明確に見えることです。

さらに、既存システムを改修せずとも自動化できるケースが多く、すぐに成果が出るDXの第一歩として最適です。

Power Automate Desktopとは

業務自動化に活用できるツールは数多く存在します。

Kintone、WinActor、UiPath など、名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

その中でも、導入ハードルが低く、今すぐ試せるツールとして注目されているのが「Power Automate Desktop(PAD)」です。

Windows 11 に標準搭載されているため、追加コストなしで始められる点も大きな魅力です。

Power Automate Desktopの魅力

Power Automate Desktop(PAD)には、次の4つの大きな魅力があります。


「DX」や「業務自動化」と聞くと、専用の端末を用意し、専門知識を持ったエンジニアがプログラムを組む、そんなイメージを持たれる方も少なくありません。

しかしPADはその逆で、現場の担当者が自分の業務にあわせて“自分で自動化を作れる”ツールです。

日ごろの作業をそのままPCに覚えさせる感覚で扱えるため、プログラミング経験がなくても、すぐに活用をスタートできます。

Power Automate?Power Automate Desktop?

Power Automate Desktopと似た名称で、「Power Automate」を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

両者はどちらも“業務の自動化”を目的としたツールであり、次のような共通点があります。


  • 導入ハードルが低い
  • ドラッグ&ドロップ中心のシンプルな操作性
  • Microsoft 製品との高い親和性

一方で、実は得意分野や動作環境が大きく異なります。

違いを理解しておくことで、「自社の業務にはどちらが向いているのか」を判断しやすくなります。

以下に主な相違点をまとめます。

Power Automate

Power Automate Desktop

初期導入費用

Microsoft 365 を利用中であれば追加費用は不要

不要

Windows 11に標準搭載

実行環境

ブラウザで作成。クラウド上で動作

アプリ上で作成。ローカルPC上で動作

トリガー

(起動のきっかけ)

スケジュールや手動起動、イベント起動※1が可能

基本的に手動実行

有償ライセンス付与でスケジュール起動、イベント起動が可能

その他の製品との連携

Microsoft 製品との親和性が高い

クラウド製品との連携が容易

レガシーシステムとの連携が容易


※1 イベント起動とは、「メールを受信した」「ファイルが保存された」などの動作を自動で検知し、そのタイミングでフローを起動させる仕組みのことです。

どんな時にどっちを使えばいいの?

  • Power Automate と PAD は、どちらも「業務の自動化」を目的としたツールですが、それぞれ得意分野が異なります。

  • イメージとしては、次のとおりです。



Power Automate はクラウドサービス同士の連携が得意で、PAD はPC上で行う定型作業の自動化に強みがあります。

活用事例 – バックオフィスで大活躍!

常にコスト管理と効率化が求められるバックオフィス業務は、企業運営の要となる領域であり、DXによる改善効果が最もわかりやすく表れやすい場所です。

ここでは、Power Automate Desktop(PAD)が特に効果を発揮する代表的な活用事例をご紹介します。

交通費精算の自動化

社員から届く交通費申請を、担当者が路線検索サイトで照合しているケースは少なくありません。

PADの[ブラウザー自動化]を使えば、指定した路線検索ページで最安値を自動検索し、

申請内容(経路・金額)との一致確認まで自動で実行できます。

手作業の確認にかかっていた時間とミスを大幅に削減できます。

請求書自動作成

請求書や見積書を手作業で作成していると、入力ミスや転記の手間が発生しがちです。

PADを使えば、顧客情報の取得から金額入力まで自動化でき、短時間で正確な請求書を作成することが可能になります。

入金消込作業の自動化

請求データと銀行明細を突き合わせ、入金状況を確認する作業は非常に時間がかかります。

特に繁忙期や五十日(ごとうび)は担当者の負担も大きくなります。

PADに照合作業を任せることで、時間のかかる目視確認を自動化し、作業負荷を大幅に軽減することができます。

基幹システムに取り込むデータを自動作成

レガシーシステムとの連携が必要なケースでも、PADは強力です。

取り込み用データの作成はもちろん、[UIオートメーション]を使うことで基幹システムの画面操作自体も自動化可能です。

手作業の入力作業を確実に減らし、業務の属人化を防ぐことができます。

まとめ

今回は Power Automate Desktop(PAD)の特徴と活用例をご紹介しました。

Windows 11 に標準搭載されているツールで、ここまで幅広い業務を自動化できるのは大きな利点です。


「まずは自分の業務の一部だけ試してみたい」

「どの作業から自動化すべきか相談したい」

そんなスモールスタートも大歓迎です。


「うちのシステムでも動くのか?」「実際にどれくらい工数削減できるのか?」といった疑問については、弊社の専任エンジニアが最適な方法をご提案します。

ぜひお気軽にお問合せください。

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※この記事は、公開時点の情報をもとに作成しています。

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IT業界へ無資格・未経験で飛び込み、奮闘中。先輩方の背中を追いかけながら勉強の毎日です

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