Slack(スラック)の便利な使い方3選!ビジネスコミュニケーションをもっと気軽に!~絵文字編~
はじめに
前回に引き続き、弊社の情報システム部が社員向けに発信しているslack機能のうち、とくにslack初心者の方向けにおススメしたい使い方をご紹介していきます。
今回はslackの特徴的な機能の一つである絵文字にフォーカスしてみます。
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「ビジネスなのに絵文字・・?」
絵文字機能についてご紹介するにあたって、まず想定されるユーザー様からのお声はこちらです。
「ビジネスなのに絵文字・・?フランクすぎて使いどころがわからない」
「絵文字」と聞くと、たとえばこのようなマークを連想する方が多いかもしれません。
筆者もslackを使い始めて間もない当初は「仲の良い同僚以外に、使うときなんてあるのか?」と思っておりました。
しかし、実は以下のようなテキストも「絵文字」としてリアクションができます。
「承知しました」「確認します」「完了しました」「ありがとうございます」「よろしくお願いします」などなど、いわゆるビジネスコミュニケーション上の定型文です。
それぞれは短い言葉ですが、1日に何回もやり取りするとなると文字を打つだけで結構時間がかかっているのも事実です。
一般的に定型文に対する時間短縮術として、キーボード上での予測変換機能や辞書登録を活用されていらっしゃる方も多いかと思いますが、実は絵文字でのリアクションを活用すればより迅速なレスポンスが可能になります。
コミュニケーションにおいて絵文字の利便性は、顔文字などに代表されるように、相手方へ文字だけでは伝わらないニュアンスや柔らかい印象を与えることができることに加えて、なんといってもワンクリックで即リアクションが完了することにあります。
より便利に絵文字を使いこなしていただくために、今回ご紹介するslackの機能をぜひお役立て頂ければ幸いです。
slackの便利な絵文字機能
今回ご紹介するお悩み別の便利な機能は以下の3つです。
1.よく使う絵文字はもっと迅速に使いたい→ワンクリック絵文字を設定する
2.絵文字で細かいニュアンスまで表現したい→カスタム絵文字を設定する
3.相手がメッセージに絵文字を押したかチェックしたい→絵文字リアクションを確認する
よく使う絵文字はもっと迅速に使いたい
→ワンクリック絵文字を設定する
そもそも絵文字はslackのどこから使えるのかというと
メッセージ右上の一番左側の顔マーク「リアクションする」を押すことで使うことができます。
使いたい絵文字を選んでクリックするとメッセージの下に絵文字が表示されます。
「承知しました」などの定型文など、絵文字を選んでる時間も惜しい!もっとステップを減らして素早くレスポンスしたい!という時は「ワンクリック絵文字リアクション」を設定するとよいでしょう。
\完成イメージはこちら/
※拡大図
顔マークの左側に常時3つの絵文字が表示されるようになります。この設定をすることで、よく使う絵文字を探す手間が省けます。
設定方法は、まずご自身のアイコンから、「環境設定」を選択します。
次に「メッセージ&メディア」>「メッセージにワンクリック絵文字リアクションを表示する」にチェックを入れます。
「自分がよく使う絵文字」を選択するとご自身の使用頻度に応じた上位3つの絵文字が自動で表示されます。
「カスタム」を選択すると、好きな絵文字を好きな順番で3つまで選択することができます。
絵文字で細かいニュアンスまで表現したい
→カスタム絵文字を設定する
slackの絵文字に慣れてくると
・「承知しました」ではなく、「承知しました!」にしたい(最後にびっくりマークをつけたい)
・もっと濃い色の青の方が見やすい
など、言葉じりや色までこだわりたくなってきませんか?
そんな時はカスタム絵文字を作成することが可能です。
インターネットで「slack 絵文字ジェネレーター」と検索すると、いくつかslackの絵文字を作成できるサイト(https://emoji-gen.ninjaなど)がでてきますので、絵文字を作成して画像をダウンロードしてください。
今回は濃い青の「承知しました!」をカスタムしてみます。
つぎにslackを開き、テキストボックスの顔マークをクリックします。
ポップアップの左下「絵文字を追加する」>「画像をアップロードする」をクリックします。
ここで先程ダウンロードした絵文字をアップロードしましょう。最後に名前を付けて保存を押せば完了です。
アップロードした絵文字は、テキストボックスの検索窓から簡単に検索できます。
相手がメッセージに絵文字を押したかチェックしたい
→絵文字リアクションを確認する
slackは何かしらメッセージや絵文字でリアクションしないと、こちらがメッセージを確認したかどうかが、相手に分からない仕様になっています。
いわゆる「既読」機能(メッセージを開いた瞬間に「既読」と表示される)はありません。
そのかわり絵文字を使うことで、メッセージを開封した、ということだけではなく「これから確認します」や「承知しました」等のリアクションも相手に伝えることができます。
リアクションされたメッセージはサイドバーの「@メンション&リアクション」から確認できます。
どこのチャンネルで誰がリアクションしてくれたかが確認できます。
筆者はこの機能を知るまで、自分が送ったメッセージからそれぞれリアクションの有無をチェックしていたのですが、「@メンション&リアクション」から確認すれば、リアクションをもらったメッセージをまとめてチェックできるので、とても楽になりました。
まとめ
以上、絵文字に関連した機能である「ワンクリック絵文字」「カスタム絵文字」「@メンション&リアクション」をご紹介しました。
ここでひとつ、情報システム部の皆様が注意するべきポイントは、「絵文字を使いやすい雰囲気作りをする」ことです。
絵文字の便利さはわかったけれども、やはり上司や先輩に絵文字を送るのは、なんとなくはばかられる・・というユーザー様の心理があるためです。
弊社の場合は、slackのガイドラインを作成し、「上司へのリアクションも積極的に絵文字を使っていきましょう!」と情報システム部から呼びかけています。
適切なリアクションであれば、絵文字活用によりレスポンスが早くなる、だれが確認しているか一目でわかる、など利点が多いなと実感しています。
slackの便利機能について前編後編とご紹介して参りましたが、slack初心者のユーザー様に対しては高度な機能よりも、つまづきやすい基本についてしっかりアナウンスしていくことが大事です。
slackは導入して終わり、ではありません。
ユーザー様から「便利になった!」という声が聞こえてきてこそ、チャットツールによるDXが成功したと言えるでしょう。
たとえば弊社では社内のslack活用促進活動の一つとして、slackの便利な使い方をお知らせするチャンネルを情報システム部中心に作っており、定期的にお役立ち情報を発信しています。
また、勤怠管理の自動化ができるワークフローも公開中です。
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※この記事は、公開時点の情報をもとに作成しています。