Slack初心者が知っておきたいチャンネル整理術3選
はじめに
Slackの導入作業も無事終了し、社内へのリリースもばっちり!
後は社員の皆様に使ってもらうだけ!
これでわが社のコミュニケーションも活性化して、これこそまさにDX(デジタルトランスフォーメーション)!・・と一息ついていらっしゃる情報システム部の皆様へ。
ユーザー様からこのような声は聞こえてきませんか?
・今まで慣れ親しんできたメールと仕様が違いすぎてなじめない
・slackの使い方を調べるよりメールで連絡したほうが早い
・チャンネルがありすぎてどこで会話したか分からなくなった
・もっと便利に効率よく使いたいけどツールの使い方を調べるのに手間はかけたくない
つまり、「慣れるまで使いづらい・・!」。
これはslackに限ったことではなく、今までメールによるコミュニケーションが中心だった企業が、チャットツールを初めて導入する場合にとくによく起こる現象です。
このままではslackの便利さがユーザー様に伝わらず、slack離れ・メール主流文化への逆戻りです。
せっかくslackを導入したのですから、ユーザー様にも存分に使いこなしてもらいたいですよね。
そこで今回は、slackのいちユーザーである筆者が、
面倒だな、と思いつつ調べるのを後回しにしていた、slackの便利な使い方について、
実際に弊社の情報システム部から教えてもらって役に立った!という機能を6つ、
前編と後編に分けてご紹介します。
※メールよりslackを使う理由はこちら
目次[非表示]
お悩み別slackの便利機能~メッセージ整理~
前編の今回では、以下のslack便利機能3つを、よくあるお悩みにそってご紹介していきます。
1.投稿したいチャンネルが見つからない!「チャンネル迷子」→サイドバーを整理する
2.どこまで話したっけ?「スレッド迷子」→リンクをコピーする
3.この会話、いつでも見返せるようにしたい!→ピン留め
投稿したいチャンネルが見つからない!「チャンネル迷子」
→サイドバーを整理する
あのメンバーに急ぎで情報共有したい、確か「〇〇」ってチャンネルがあったはず、とslackのサイドバー(左側のチャンネルが一覧で表示される部分)から探したものの、該当のチャンネルが全然見つからない。
いつの間にかサイドバーには新しく作られた無数のチャンネルが・・。
私の探しているチャンネルは一体どこにいったんだ・・?
情報共有にとても便利なslackですが、自分の知らない間に追加されたさまざまなチャンネルに埋もれてしまって、自分が使いたいチャンネルがすぐに探せなくなってしまうことがあります。
メーリングリストがどんどん増えて管理が煩雑になる現象と似ています。
そんな時はサイドバーにあるチャンネルを「セクション」ごとに整理しましょう。
メールのフォルダ分けをするイメージです。
画像のようにチャンネルの右側から「セクションのオプション」を選択します。
次に「新しいセクションを作成する」をクリックします。
「サイドバーセクションを作成する」という画面がでるのでこちらからセクション名を作成します。
チャンネル名は他の方にも共有されるので、ある程度共通の命名規則にする必要がある一方で、
セクション名はご自身がわかりやすい名前をつけられる点が魅力です。
セクションの頭に絵文字を追加するとより、一目で探しやすくなります。(名前入力の左側の絵文字部分から絵文字を選択)。
セクションを作成したら、使いたいチャンネルをドラッグ・アンド・ドロップでセクションの中に移動して完成です。
\完成イメージ/
似たようなアルファベットが並ぶチャンネル名も、これで用途別にすっきり整理できるはずです。
どこまで話したっけ?「スレッド迷子」
→リンクをコピーする
過去の投稿の続きから話したいけれどスレッドがどこに行ったか分からなかったり、もう一度同じ内容をメンバーに周知したい場合には「リンクをコピー」しましょう。
コピーしたい投稿の右上から「その他」を選択し、
「リンクをコピー」をクリックします。
あとはslackの新規メッセージ欄に貼り付けて投稿後、リンクをクリックすれば該当のスレッドに飛ぶことができます。
その話どこまで話したっけ?とメンバーに言われたときでも、リンクを案内すればすぐに議論を再開することが可能になります。
この会話、いつでも見返せるようにしたい!
→ピン留め
slackでメンバーから共有された重要な周知事項や決定事項。いつでも見返せる場所にあったら便利ですよね?
チャンネル名の下にピンマークがあるのを見たことはないでしょうか。
ピンマークをクリックするとチャンネルメンバーによってピン留めされたメッセージを見ることができます。
重要なメッセージは、投稿の右上から「その他」>「チャンネルへピン留めする」を選択しましょう。
チャンネルに「ピン留め」されたメッセージはメンバー全員が見ることができます。
このように、チャンネルメンバーにとって重要な共有事項はピン留めすることで検索性を高めることができます。
まとめ
以上、slackの便利な使い方のうち、メッセージの整理を中心とした3つの機能「セクション」「リンクのコピー」「ピン留め」をご紹介しました。
Slackは気軽にコミュニケーションが取れる一方で、やり取りされる情報量も膨大になりがちです。
そのため、ある程度ユーザー側が見やすく整理することで利便性が高くなります。
どのように整理したら一番見やすいか、は個人差がある部分かと思いますので、いろいろと機能を試しつつカスタムしてみると面白くなってきます。
また、メール機能との比較でいうと「セクションの作成」や「ピン留め」は、メールの機能にもよくある「フォルダ分け」や、「重要マーク」に近いものです。
新入社員の頃、メールのメッセージを見落とさないための工夫として研修の中で習った方も多いのではないでしょうか。
なかなかメールからslackに移行できない、というユーザー様には、まず
メールにできることはslackでもできるんだな、と思ってもらうこともファーストステップとしては有効です。
そこからプラスαで、メールを打つより楽!
メールにはないけど、もっと便利な機能がslackにはたくさんあるんだ!
とユーザー様に気づいてもらうことで、一気に社内のslack活用が進むでしょう。
後編の次回は、slackならではの「絵文字」機能を中心に、残り3つの便利な使い方をご紹介します。
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※この記事は、公開時点の情報をもとに作成しています。